中禅寺湖に白波が立ち「歌が浜」周辺の桟橋や立木などに中禅寺の水しぶきがさまざまな氷の風景を作り出していた。特に中禅寺前の駐車場ではこの氷が見られるが足下もまた凍結しており歩行には十分気をつけなければなりませんがこの時期限定の奥日光の風景です。

　本日(01/27)の奥日光は晴天に恵まれ湯の湖から真っ白に浮き上がる金精山を見ることができた。奥日光ではこの冬さまざまなイベントが行われ湯元周辺はイベントに参加しようとする人々で賑わっていた。また、先日降った雪でクロスカントリーやスノーシューの人達でも賑わっていた。

　今年の奥日光は雪が少なかったが昨日(01/24)からの降雪で湯元温泉街の風景も一変し冬の本来の奥日光へと姿を変えた。スキー場の雪は十分だが戦場ヶ原のクロスカントリーやスノーシューでの雪上ハイキンングもまた絶好な状態となってきました。

　湯滝の水しぶきは周辺の木々に絡み付きその水滴は凍り白い衣を付ける。また、湯川の水面にも石の周りや流木にテーブルのような氷をつくり冬の鈍い光を浴びてひかるさまはとても綺麗です。

　湯滝周辺の木々には雪がなく風景だけ見ているとまるで三月下旬の写真のように見えるが、まだ2008年も始まったばかりの１月の写真です。奥日光の気温は例年であれば最低気温がマイナス15度、時にはマイナス20度の日は珍しくないが今年は１月に雨が降りマイナス10度を下回る日も少ない。もしかすると今年の奥日光は春が早いのかも？

　ここしばらくの冷込みで羽田沼も凍り、少ない水面に白鳥やカモが群れをなしていた。日の出とともに白鳥の飛行を見ようと羽田沼に行ってみたが、残念！水面が少ないせいか白鳥の飛行は見られず。

　今年の奥日光は雪が少なく道路にもほとんど雪が見られないが、気温は低く中禅寺湖や華厳の滝・竜頭の滝・湯川・湯滝・湯の湖周辺には様々な形をした氷を見ることができる。
　戦場ヶ原の木道は地肌が見える所も有るがほとんどが凍結しているためスノーシューかアイゼンが必須。また、現在（1月18日）はほとんど道路には雪はないが凍結場所が有るため滑り止めが必要です。今週末は奥日光の天然の氷で楽しんでください！

　先週12日に降った雪はまだ日光市内の日陰に残り、憾満ヶ淵のお寺僧さんにも雪を載せ凍えるように鎮座していた。
　ここ憾満ガ淵の並び地蔵及び憾満公園光に2月8・9・10日の３日間、数千のキャンドルで幾千万の光が描き出す冬の日光ならではの幻想的な時空をお楽しみいただく「日光キャンドルページェント」が開催されます。期間中温かい食べ物の無料接待やフォトコンテスト、ソプラノ歌手の浅香薫子さんや翔子さんのミニコンサートも行われ、市内の旅館（日光温泉旅館協同組合加盟旅館）からは無料シャトルバスも運行いたします。

詳しくは
http://event.4-seasons.jp/sys/doc/1639.shtml

　奥日光湯元温泉で第2回奥日光ウィンターフェスティバル2008が行われているが周辺の中禅寺湖や華厳の滝・竜頭の滝・湯川・湯滝そして湯の湖にも自然にできた氷の風景を見ることができます。

全国有名ホテルのコックさん達が腕をふるう氷の彫刻でお楽しみください。高さ2.5mの大迫力の氷の芸術を大小30基展示致します。また展示期間中は全夜21時までライトアップされます。

会場：湯元バス停付近　特設会場

制作期間：１月9日AM11:00～10日AM10:00（制作中のところも見学できます）

展示期間：1月10日AM10:00より氷が解けるまで（全夜ライトアップ。約3週間位まで氷が解けるまで）

参加ホテル：帝国ホテル東京・箱根宮ノ下富士屋ホテル・ヒルトンホテル東京ベイ・ホテルニュー東京・京都ホテルオークラ・軽井沢フリンスホテルなど全国有名ホテル、食品会社30社が参加

1月9日から作製が始まった氷の彫刻は夜もライトアップされグリーン色のライトアップに光った氷の彫刻が奇麗に浮き上がり幻想的な風景が見られます。氷が溶ける前にご覧ください

　大晦日近くから降り始めた雪は思いのほか積もらず、今日(01/07)現在では道路の雪も溶けてしまった。しかし朝夕は雪解けの水が凍りいろは坂から湯元までの道程は滑りやすいなっています。戦場ヶ原の雪は少ないがクロスカントリーやスノーシューで歩くには問題ない積雪です。
　光徳沼はヤチボウズが雪の帽子をかぶり光徳沼独特の風景を見せ周辺のズミの木は枝をくねらせながら冬の鈍い光の中で空を仰ぎ不思議な風景を造っており、こんな風景を楽しみながらのクロスカントリーやスノーシューは格別です。