１月23日、久々に奥日光に雪が降った。
　この日は昼間でもマイナス10度近くの気温で雪は軽く、風で戦場ヶ原の地表を雪が走っていた。時折、厚い雪雲の間から太陽がぼんやり鈍い光を覗かせ戦場ヶ原の風景はとても幻想的だった。

　今年に入ってから奥日光ではほとんど雪が降らず、また先週の気温の上昇により「いろは坂」から雪が消えてしまった。しかし、雪解け水が道路で凍結している場合やいつ雪が降るか分からないため車のタイヤチェーンなどは必須ですが本日(1/18)のところはノーマルタイヤでもOKだった。

　冬の奥日光は「いろは坂」という車で行かれる方には難所があるが、クロスカントリーやスノーシューなど奥日光ならではの楽しみがあります。クロスカントリーやスノーシューなどで戦場ヶ原や小田代ヶ原の冬景色楽しんだり、湯川やその周辺に集まる鳥や鹿を見るのも良いですね。また、三本松園地や湯滝園地では小さな子供たちに雪遊びをさせるには安全な絶好の場所と言えるでしょう。

　2006年、今年の奥日光は雪に覆われた晴天から元旦を迎えました。日中の気温は０度前後、夜間はマイナス10度前後から時々マイナス20度近くまで冷え込みます。
　冷え込んだ風の無い晴天の朝はこの季節にしか見られない青空と湯ノ湖や湯川そして中禅寺湖畔に見られる氷が日の光を受けキラキラと輝く景色は絶品です。また、曇天の日は全ての風景がまるで水墨画のような世界になり晴天の日とは違った楽しみがあります。

　本日、1月4日現在いろは坂は積雪があり奥日光へ車で訪れる方はチェーンが必須となります。いろは坂は一方通行のため途中で引き返せません。チェーン装着はいろは坂に入る前に必要です。また、いろは坂での通行車両はいろは坂になれている車とそうでない車ではかなりの速度差がありますので無理をせずに後続車に道を譲る事が安全です。